虐待を受けている貴女へ
「これって虐待なのかな、、分かんないな」
「一人だし周りに相談できる人いないし、どうしよう。。」
そんなことを私も毎日考えていました。
父母からの虐待、児童福祉施設での扱い、介護施設での差別。。。。
怒りも湧いたけど、それ以上に悲しかった。
誰も助けてくれないことが。大人達が「助けるよ」と言いながらそっと手を離すことが。
ただ悲しくて、辛かったです。
一時保護所など現場の人は良い人が多かった。褒めてくれたり、一緒に卒業式に出てくれたり
楽しかった思い出がいっぱいある。17から19歳の時児童福祉のそういった施設にいて
思ったのは、「これは現場の人の問題じゃない。もっと根本的な施設のルールとか経営が問題なんだ。
そこから変えなきゃ変わらない。」と感じました。
協力者の方に恵まれ、背中を押していただいたこともあり 私は
当事者目線で本当に温かな施設を作りたいと強く思うようになりました。
そして、NPO法人子どもオアシス光月荘を作りました。
目指すのは子どもを照らすまん丸のお月様のように、優しい光で子どもを包み 進むべき道を示してあげること。
もう誰にも辛い思いをして欲しくない。
傷つけて良い子なんて世界に一人もいない。絶対。
子どもはみんな可能性に溢れてる。
助けたいし、心と体をすっかり休ませ癒してあげたい
心身をすっかり休めたら学びたいこと、本当にしたいことを思い出せるようになると思う。
(明日をも分からない身ではそんな事考えられないから)
本来の優しさ、個性、挑戦する心を思い出してくれたら、それからは ぐんぐん羽ばたいていけると思う
子どもオアシス光月荘も進路選びをお手伝いしたり、進学支援もして行きたい
幸いなことに私の周りには、社会で活躍する素敵な女性がいっぱいいます。
穏やかな笑顔の税理士さん、心優しくめちゃくちゃ仕事のできる新聞記者の方、女子校の大先輩で毎年チャリティコンサートを開いている方、、などなど大勢いらっしゃいます。
私は、「女子だからあれもできない、これもできない。したらダメ」と教えられて生きてきました。
でも世の中を見てみたら全然違った。
自分らしく生きながら、人のため社会のために自分の力を発揮している素晴らしい女性が沢山いました。
子どもオアシス光月荘の卒業生たちも、きっと心優しくて芯の強い たくましい先輩になってくれると思います。
会計が得意な女性、体を動かすのが好きな女性、HP制作が好き、子どもと関わるのが好きetc….
一人一人が自分の特性を活かし進路を選び、大きな夢を抱けるようになっていってほしいと思います。
近い将来、子どもオアシス光月荘の卒業生のOG会を作って皆んなでお話ししたり、悩み相談したりお互いにアドバイスをし合えたらいいなと思っています。
卒業生同士がお互いの幸せを喜んだり、時に良い刺激を受け「私も頑張ろう!」と思えるような関係になっていくのが理想です。
子どもオアシス光月荘の絆は永遠です。
私は今24歳なので、これから80年は最前線でこの法人を守って行きたいと思います。
自分はまだまだ未熟者です。
未熟者ですが、精一杯頑張ります。 何回うまくいかなくても諦めず挑戦して
必ず子どもオアシス光月荘で虐待を受けた女子を救いたいです。
最後に、日頃よりご協力ご支援いただいている正会員の皆様に心より感謝申し上げます。
これからもどうぞ温かい眼差しで見守っていただければ幸いです。
NPO法人子どもオアシス光月荘
🌕理事長 大田垣 光月
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